『インテリア ライフスタイル』(主催:メッセフランクフルト ジャパン株式会社)が6月1日(金)に、大盛況の内に閉幕しました。第28回を迎えた今回、25,302名が来場。29カ国・地域から810社(国内:615社 海外:195社)がデザイン性に優れた製品を発表し、会場は最新プロダクトやトレンドを探す来場者で活気に溢れました。近年インテリア ライフスタイルでは、いわゆる家具や雑貨などのインテリア製品に限らず、服飾、アクセサリーからフード、メモリアル製品と製品分野が顕著に多様化し、様々なライフスタイルのニーズに応える見本市として変化を続けてきました。今回もさらに商品が充実し、出展者と来場者の双方から「新たな出会いが多く、ビジネスで新展開を期待できそう」「トレンドの変遷が分かるので、絶対に外せないイベント」などの声が聞かれました。出展製品だけでなく、トークショーや実演などのイベント企画も展開され、トークショーイベント「LIFESTYLE SALON 2018」は、ビジネスに役立つトレンド情報を求める聴講者で3日間会場が溢れていました。特に今回本見本市のアトリウム・ディレクター、(株)メソッド代表 山田遊氏がモデレーターを務めた「バイヤー対談企画」は連日開催され、ゲストとして招いた大野賢二氏(コンランショップ・ジャパン)、南貴之氏(alpha)、今川拓人氏(ウェルカム CIBONE)が披露するそれぞれのバイイングの視点に、聴講者は真剣な表情で聴き入っていました。
【『インテリア ライフスタイル』2018年 来場実績】
日付 |
5/30(水) |
5/31(木) |
6/1(金) |
合計 |
天気 |
曇り/雨 |
曇り |
晴れ |
|
2018年 来場者数 |
7,961名 |
8,348名 |
8,993名 |
25,302名 |
2017年実績 |
9,164名 |
9,463名 |
8,946名 |
27,573名 |
毎回『インテリア ライフスタイル』で注目を集めるアトリウム特別企画は、今年は(株)メソッド代表 山田遊氏が監修した「For Here or To Go?」。海外のファストフード店やコーヒースタンドでお馴染みのこのフレーズをテーマに、会場ではもちろん(For Here)、会社へと持ち帰っても(To Go)、出展者の商品導入を検討しやすい環境づくりを実現しました。新作や即納商品のデリバリースケジュールが一目でわかるサインボードや、奥行きを狭く、間口を広く取ったブース構成などの様々な工夫は、来場者と出展者のコミュニケーションの円滑化を促し、アトリウムホールは終日賑わいを見せていました。
また、アトリウムに限らず、様々なライフスタイルを彩るデザインプロダクトが、会場内の各ゾーンでお披露目されていました。最先端のデザイナーズゾーンである「MOVEMENT」、日本の精巧な技術とモダンなデザインを兼ね備えたアイテムの揃う「JAPAN STYLE」、日常に楽しさをもたらす「ACCENT」、実用的な商材の集まる「HOME」、キッチンに取り揃えたくなるツールや日用品が集結する「KITCHEN LIFE/EVERYDAY」、ギフトにもディスプレイにも優れた食材が出展される「FOODIST」、次世代のデザインが発表される「TALENTS」「NEXT」、ヨーロッパやアジアの企業が会する「GLOBAL」や、世界中に大人気の北欧デザインゾーン「NORDIC LIFESTYLE」など、それぞれのゾーンで魅力溢れる商材が展開されていました。
2018年の「インテリア ライフスタイル アワード」の受賞者が、「Best Buyer's Choice 2018」と「Young Designer Award」の各部門で、5月30日に会場内で発表されました。業界の著名バイヤーにより選定される「Best Buyer's Choice 2018」と、未来のインテリア・デザイン業界を担う若手に授与される「Young Designer Award」は、トレンド発信企画として注目を浴びており、授賞式は多くの来場者で賑わっていました。
【『インテリア ライフスタイル アワード』 2018年 受賞者】
Best Buyer's Choice 2018
受賞者:KORAI/株式会社HULS (出展ゾーン:JAPAN STYLE)
審査員:(株)コンランショップ・ジャパン 執行役員 商品部 部長 大野 賢二 氏
授与理由: シンプルでありながらも、素材の活かし方、“涼しさ”というコンセプトながらも、ぬくもりのあるフォルムから、使う人のくらしが想像できる “豊かさ”のあるブランド。
賞について:業界の名バイヤーにより選定され、今後のバイイングの指標となる。
受賞者コメント:3年前に「KORAI」ブランド立ち上げのために優れた工芸品が集まる『インテリア ライフスタイル』に初めて来場しました。そして、そこで出会った人たちと「KORAI」を立ち上げることができたので、そのお披露目として迷うことなく3年後の今回初出展しました。今回の受賞には、本当に運命を感じ大変喜んでいます。審査員のコンランショップさんを始め、大手百貨店とのつながりもでき、ブランドミッションである「“夏の涼”を世界各国の夏に届ける」ことに一歩近づけました。
Young Designer Award
受賞者:NECKTIE design office 千星 健夫氏 (出展ゾーン:NEXT)
審査員:Messe Frankfurt Exhibition GmbH アンビエンテブランド 総責任者 ニコレット・ナウマン
授与者:メッセフランクフルト ジャパン(株)代表取締役社長 梶原 靖志
授与理由:控えめなエレガンスさと「Kawaii」の驚くほど見事な調和が決め手。
賞について:若手起業家が「商品化された新規ブランド」を発信する「NEXT」から選定。受賞者はドイツ・フランクフルトで2019年2月に開催される世界最大級の国際消費財見本市『アンビエンテ』で展開される同「NEXT」ゾーンに招待される。来場者約14万人に対しアピールするチャンスの場を与えられる。
受賞者コメント:数あるデザインイベントや見本市の中で、最も感度の高い『インテリア ライフスタイル』で、このような賞をいただけて大変喜んでいます。今年で3回目の出展ですが、プロダクトを流通させるだけでなく、デザインやコンセプトメイキングのお話もいただけています。来年はいよいよ『アンビエンテ』で世界に挑戦となりますが、数多くの出展者の中でどこまで通用するか大きなチャレンジで楽しみです。
次回の『インテリア ライフスタイル』は2019年7月17日(水)-19日(金)に東京ビッグサイト西ホール1・2・3・4+アトリウムの全館にて開催します。姉妹見本市である『IFFT/インテリア ライフスタイル リビング』は、2018年11月14日(水)-16日(金)に東京ビッグサイト西ホール1・2・4+アトリウムで開催します。
【関連見本市・イベントのご案内】
2018年
Ambiente India(アンビエンテ インディア)/Heimtextil India (ハイムテキスタイル インディア)
会期:2018年6月27日(水)-29日(金)
会場:プラガティ・マイダン(ニュー・デリー)
Web:ambiente-india.in.messefrankfurt.com heimtextil.in
Tendence (テンデンス)
会期:2018年6月30日(土)-7月3日(火)
会場:ドイツ・フランクフルト国際見本市会場
Web:www.tendence.messefrankfurt.com
Intertextile Shanghai Home Textiles(インターテキスタイル上海ホームテキスタイル)
会期:2018年8月27日(月)-30日(木)
会場:上海・国家会展中心
Web:www.intertextilehome.com
Interior Lifestyle China(インテリア ライフスタイル チャイナ)
会期:2018年9月13日(木)-15日(土)
会場:中国・上海展覧中心
Web:www.il-china.com
IFFT/インテリア ライフスタイル リビング(IFFT/Interior Lifestyle Living)
会期:2018年11月14日(水)-16日(金)
会場:東京ビッグサイト 西ホール
Web:www.ifft-interiorlifestyleliving.com
2019年
Heimtextil (ハイムテキスタイル)
会期:2019年1月8日(火)-11日(金)
会場:ドイツ・フランクフルト国際見本市会場
Web:www.heimtextil.messefrankfurt.com
Ambiente (アンビエンテ)
会期:2019年2月8日(金)-12日(火)
会場:ドイツ・フランクフルト国際見本市会場
Web:www.ambiente.messefrankfurt.com
インテリア ライフスタイル (Interior Lifestyle Tokyo)
会期:2019年7月17日(水)-19日(金)
会場:東京ビッグサイト 西ホール
Web:www.interior-lifestyle.com
IFFT/インテリア ライフスタイル リビング(IFFT/Interior Lifestyle Living)
会期:2019年11月20日(水)-22日(金)
会場:東京ビッグサイト 南ホール
Web:www.ifft-interiorlifestyleliving.com
2020年
インテリア ライフスタイル (Interior Lifestyle Tokyo)
会期:2020年6月3日(水)-5日(金)
会場:東京ビッグサイト 青海展示棟
Web:www.interior-lifestyle.com
IFFT/インテリア ライフスタイル リビング (IFFT/Interior Lifestyle Living)
会期:2020年10月28日(水)-30日(金)
会場:東京ビッグサイト 南ホール
Web:www.ifft-interiorlifestyleliving.com
報道関係者からのお問合せ先
メッセフランクフルト ジャパン株式会社
プレス担当:柏木
Tel. 03-3262-8453 Fax. 03-3262-8442
E-mail. press@japan.messefrankfurt.com
Web. www.jp.messefrankfurt.com/tokyo/ja/
「メッセフランクフルト ジャパン株式会社」への社名変更のお知らせ
メサゴ・メッセフランクフルト株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長 梶原靖志)は、2018年1月1日より「メッセフランクフルト ジャパン株式会社」に社名変更いたしました。社名変更により、当社が世界最大級の国際見本市主催会社のグループであることをより明快に表現するとともに、グループ全体で共有するビジョン「Messe Frankfurt : the first choice for business encounters」のもと、今後も各産業の活性化と皆様のビジネスの成功に必要不可欠な手段となる商談とコミュニケーションの場を提供してまいります。
メッセフランクフルトについて
メッセフランクフルトは、自社で国際見本市会場を保有し、年間売上高約6億6,100万ユーロ*を誇る、世界でも有数の見本市主催会社です。世界中に30の拠点を持ち、全体で2,500人*を超える従業員が働くメッセフランクフルトは、グループのネットワークを活かして各国間で連携を取りながら、各地で産業を牽引する見本市を開催しています。見本市運営だけでなく、デジタル事業にも注力しているほか、会場の貸出から、施工、マーケティング、スタッフサービスやケータリングまで、多角的に顧客企業のビジネスをサポートしています。メッセフランクフルトは、ドイツ・フランクフルトに本社を置き、同社株の60%をフランクフルト市、40%をヘッセン州が保有しています。詳細情報は下記の各会場公式ウェブサイトをご覧ください。
【メッセフランクフルト見本市情報】www.messefrankfurt.com
【カンファレンス会場「コングレスセンター」情報】www.congressfrankfurt.de
【100年の歴史を誇るイベント会場「フェスタホール(Festhalle)」情報】www.festhalle.de
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