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出展者ストーリーズ #01

信頼できるメーカーとの出会い

STUDIO SURUME / 菊池 光義氏(TALENTS出展者)

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「STUDIO SURUME」菊池 光義氏

1988年茨城県生まれ。美大在籍中にデザイン事務所に従事した後、2012年、デザインスタジオを東京に設立。家具や生活雑貨などのプロダクトデザインから、ロゴやパッケージなどのグラフィックデザイン、商品開発のディレクションからブランディングまで総合的なものづくりに携わる。

スタジオ名の由縁でもある「噛めば噛むほど味が出るように」長く愛され続けるモノやサービスを手掛けられるように日々活動している。現在は文化学園大学建築インテリア学科の講師として、後進の育成も手掛ける。2013年にインテリア・デザインの国際見本市「インテリア ライフスタイル」に出展し、未来を担う若手デザイナーに授与される「Young Designer Award」を受賞。
STUDIO SURUME

Q. 見本市への出展を決めた理由は?

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2013年の初出展のようす

当時は独立したばかりのデザイナーがPRする機会は意外と少なく、コンペに応募するか見本市で発表するかが主流だったと思います。私は仕事をいただくなら直接お会いして自分の人となりも伝えたいという想いもあり、見本市への出展を選択しました。その中で、プロトタイプを発表する場があること、若手を対象としたコンテストがあることから「インテリア ライフスタイル」への出展を決めました。

どうせなら副賞である海外見本市への出展を目指したいという気持ちもありました。出展物のジャンルは絞らずに、自分たちが良いと思うものを新たにデザインして見本市へ挑みました。

Q. 初出展されていかがでしたか?

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(株)タカタレムノスと作り上げた「とまり木の時計」

会期中は企業やメーカーだけでなく、百貨店やショップのバイヤー、メディアなど本当に幅広い業界の方々に作品を見ていただきました。良いも悪いも含めて、自分たちがデザインしたものがプロの目にどう映るのかを知る貴重な経験だったと思います。

また、展示していたプロトタイプを(株)タカタレムノスさんに目にとめていただき、6年の歳月を経て商品化を実現させることができました。レムノスさんとの商品開発を通じて、ひとつの製品にじっくりと向き合い、細部までこだわって作り上げる姿勢を教わったと思います。本当に貴重な経験をさせていただきました。現在も新しい商品を開発していて、レムノスの皆さんにはずっとお世話になっています。

そして、幸運なことに「Young Designer Award」を受賞し、ドイツ・フランクフルトで開催される国際見本市「アンビエンテ」にも出展させていただきました。そこでは海外の若手デザイナーと来場者の商談のスピードの速さに刺激を受けましたし、海外での製品の見せ方やアピールの仕方、嗜好に合わせた提案の仕方など、本当に多くのことを学ぶことができました。

Q. 今後の展望は?

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(株)タカタレムノスでの展示

たくさんの製品が市場にあふれる中で、デザイナーとしてどのような製品に携わるべきかを最近よく考えます。10年後、20年後、それこそ自分が亡くなった後も販売され続けるような製品を作りたいですし、そんな想いに共感していただける方と時間をかけて共に仕事ができる関係性を築けたらと思っています。