出展者ストーリーズ #21 Skip

出展者ストーリーズ #021

タオルで未来を紡ぐサステナブルなものづくり

2026.3

一広株式会社(出展ゾーン:ETHICAL)

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一広株式会社は1971年に今治で創業したタオルメーカー。国内外に自社工場を持ち、製造から卸・小売りまで一貫した体制を築いている。また、全国の百貨店や小売店に商品を展開し、直営店も運営。環境配慮を重視したものづくりを特徴とし、染色工程での排水処理における汚染対策やCO2削減、糸くずの再利用などに取り組んでいる。

Q. 御社の特徴について

一広株式会社は1971年創業のタオルメーカーです。今治では比較的新しい会社ですが、その分さまざまな挑戦をしてきました。特徴の一つは、メーカー機能から卸、小売りまでを一気通貫で担っていることです。自社工場を国内外に持ち、グループ会社を通じて全国の百貨店や直営店に商品を届けています。この規模感で製造から販売までを行う会社は、業界でも限られています。もう一つの特徴は、環境に配慮したサステナブルなものづくりです。染色工程での排水処理における汚染対策や、エネルギー使用によるCO2削減に取り組んでいます。また、工場で出る糸くずを再利用し、これまで廃棄していたものを着火剤やぬいぐるみの中綿に活用しています。小さな工夫の積み重ねですが、持続可能な生産のために欠かせない取り組みだと考えています。


Q.「タオル美術館」というグループ企業名の由来は?

愛媛県今治市には実際に「タオル美術館」と呼ばれる施設があり、タオルで作られたアート作品などを展示しています。年間約35万人が訪れる人気スポットで、製造現場と一体化しており、実際の織機を見学できるのも特徴です。こうした施設の認知度の高さや、パッと見た時のわかりやすさから、グループ全体の象徴として「タオル美術館」の名前を活かしています。

 

Q. 今回の出展について

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過去に他社ブースの一部として参加した経験はありますが、一広という名前でブースを出すのは今回が初めてです。今回は一広単独ではなく、グループ企業三社で合同出展をしました。これまでもサステナブルをテーマにした見本市に参加してきましたが、新たなつながりを求めて、今回はインテリア ライフスタイルを選びました。
既存のお取引先にとどまらず、新規の得意先と実際に会って話ができたこと、そして一度途絶えていた取引が再スタートした事例が生まれたことは大きな収穫です。来場者の名刺交換数は限られていましたが、むしろその分個々の出会いの密度が高く、具体的な課題や提案について深められる機会が多かったと感じています。

 

Q. 来場者層は?

ターゲットとして想定していた卸や小売りのバイヤーに加え、学生や若手デザイナーなど幅広い層が足を止めてくれました。特に学生はサステナビリティへの関心が高く、製造過程や素材の話に熱心に耳を傾けていました。ビジネス用途の出会いだけでなく、次世代の消費者や担い手と直接接点を持てたことは、短期的な売上だけではない価値があると感じます。

Q. ブース作りのコンセプトや工夫について

大きな柱は「サステナブル」です。さらに、グループ三社で出展したことで、タオルだけに限らない「空間としての提案」ができました。タオルに加えて、婦人雑貨なども並べることで、買い手が実際に店舗やECでどう見せるか、空間全体でどうコーディネートできるかをイメージしやすくしました。単品の展示よりも提案の幅が広がり、商談につながる種が見えやすくなったと思います。

Q. 今後のインテリアライフスタイルに期待することは?

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来場者の質の高さが、この見本市の大きな魅力だと思います。名刺の数ではなく、本気でつながりたい人と出会える場であることが重要です。今後も出展企業や来場者のクオリティが担保される取り組みを続けていただきたいと期待しています。